「ふところに手紙かくして日向ぼこ」 (昭和30年鈴木真砂女) 実家の解体工事をすることにした。 昭和40年に建てられた築56年の木造平屋の建物。住む人もいなくなり、床はべこべこになってしまった。 庭には、鈴なりの実をつけた夏蜜柑の木がある。はじめは…
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