紅の豚次郎「真砂女」の俳句旅

俳人鈴木真砂女の「銀座に生きる」をたずねて

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジオサイト中木へ(6)

「しぐるるや切られて白き蛸の肌」(中木にて 昭和44年 真砂女) 真砂女さんは、中木のどこが気に入ったのかな。 最初は、誰かに石廊崎の奥に中木というところがあって、おいしい料理が食べられるよと教えてもらったのがきっかけだろうか。 朝、漁業組合の放…

ジオサイト中木へ(5)

そうかー 真砂女さんはその人の襟足に惚れちゃったんだね。 卯波に来る長年の常連さんから「どうしてあんなつまらない男に惚れたんだ。」と口癖のように言われたそうだ。つまる、つまらないは私のみのことと返事していたようだが、確かに恋というものはそん…

ジオサイト中木へ(4)

中木港にある柱状節理の岩山。美しい紋様を描いている。 昨年の台風で防波堤に至る通路の橋が二か所とも流されて、復旧されていない。トガイ浜にも行けないが、この夏ごろには通れるようになるらしい。 さてFTさんは「家に行きましょう」と、私達を案内する…

ジオサイト中木へ(3)

※あいあい岬にある「南伊豆ジオパークビジターセンター」(0558-65-1155)では、伊豆半島の成り立ちを説明してくれる。ジオ菓子なども販売しており、土産物として面白い。 あいあい岬から眺める奥石廊崎。よく撮影される場所だ。この右奥にこれから訪れる中…

ジオサイト中木へ(2)

安房鴨川の前原海岸と同じく、弓ヶ浜は日本の渚百選に登録されているが、二つの砂浜は性格が全く異なるようだ。 真砂女さんは、前原海岸は魂の原点と言えるほど愛しんだけれど、この弓ヶ浜も同様に魂のふるさと、休息の地だったろう。包み込まれるような、内…

ジオサイト中木へ(1)

今回の旅のお供は、妻とハーレースポーツスターXL883L(通称パパサン)。これには丸8年乗って無事故。1年前のスピード違反1回のみ。白バイさん捕まえてくれて有り難うございました。愛車の姿をご紹介します。 さて行き先は、真砂女さんが幾度となく泊まっ…